謎解きイベントまとめ第37回はこちらのイベント。
基本情報
オンライン脱出ゲームとシュタインズ・ゲートのコラボ作です。
ストーリーについて、公式サイトから引用させていただきます。
未来ガジェット研究所の新しいメンバーとなったあなた達に、突然岡部から連絡が入った。
研究所のメンバー、椎名まゆりと牧瀬紅莉栖が謎の組織のアジトに閉じ込められてしまったらしい。しかも、まゆりと紅莉栖は別々の部屋にいて、互いにコミュニケーションが取れないようだ。「2人を救出するための作戦を伝える。まず、お前達の1人がまゆり担当、1人が紅莉栖担当となり、通信をつなげる。そしてそれぞれ、まゆり、紅莉栖に指示をだしながら互いの状況を伝え合い、脱出を目指すんだ!」
こうして、懸命に2人を救おうとするあなた達だったが、その甲斐も虚しく、目の前で2人が死んでしまう。もうだめだ……と思ったその時、岡部からの伝言を思い出す。
「我が研究所には、過去に文章を送ることができる『Dメール』と、現在の記憶を過去の自分に届けることができる『タイムリープマシン』がある。もし2人を救えなかったとしても、諦めずに最後まで頑張ってくれ!」
はたしてあなた達は、時間を操り、運命を書きかえ、この絶望のループから抜け出すことができるのだろうか。
「健闘を祈る。エル・プサイ・コングルゥ」
https://realdgame.jp/steinsgateonline/
プレイ人数は「2人」固定です。1人で遊ぶことも、3人以上で遊ぶこともできません。
上記のストーリーにあるとおり、謎の組織のアジトに閉じ込められてしまったまゆりと紅莉栖を助けるため、2人がそれぞれどちらの救出を担当するかを決めてプレイします。
ちなみに、僕は紅莉栖を担当しました。
ゲーム中はWeb上で謎を解き進めていくことになるのですが、自分の画面上では自分が担当しているキャラの状況しか確認することができません。そのため、一緒にプレイする相手と音声通話を通じて情報共有しながら進めていく必要があります。
なお、スマホやタブレットでもプレイできるとはされているものの、ある程度大きなディスプレイを持ったPCでプレイした方がいいと思います。公式でもPCでのプレイが推奨されていますね。
難易度
ノーヒントでのクリアを目指していたのですが、途中で一箇所だけどうしてもわからない点があり、ヒントを見てしまいました。
これまでプレイしたオンラインのリアル脱出ゲームの中でも、難易度は高いと感じましたね。
ちなみに、クリアまでにかかった所要時間は5時間以上です。平日深夜(23時ごろ)に開始して、途中眠気で頭が働かなかった時間帯があったという言い訳もあるにはあるのですが、普通にやったとしても恐らく3~4時間はかかっただろうと思います。
いかに物語の中に入り込むことができるかがリアル脱出ゲームの成功ポイントですが、このゲームでも改めてそれを認識しましたね。
ストーリー・没入度
没入感は抜群です!
タイトルにもなっているとおり、このゲームの中ではプレイヤーの選択次第でまゆりと紅莉栖は何度も死を繰り返します。
初めは、そこにものすごく罪悪感を覚えるんですよ、「自分の選択ミスのせいで彼女らを死なせてしまった」と。
ただ、それを繰り返していくとだんだんその感覚が薄れてきて、「この選択をしたら、死んでしまうのかどうか確認してみよう。ダメだったとしてもまたやり直せばいいのだから」という風に考えてしまうようになるんですよね。
これって、まさに原作のオカリンの思考そのままじゃないですか。
原作のゲームにおけるオカリンへの感情移入度もすごかったですが、このゲームではオカリンに自分を投影するのではなく自分自身がその世界に入ることになるので、原作以上の没入感が味わえると言ってもいいかもしれません。
あと、ネタバレになりかねないのであまり細かくは話せないのですが、自分の選択で世界が変わる瞬間のあの演出はシュタゲファンであれば鳥肌ものです。特に、ラストの大謎を解いた瞬間の演出には熱いものがこみ上げてきましたね。
オススメ度
シュタゲファンであれば、プレイして絶対に損はありません! これは断言できます。
というか、シュタゲファンならぜひやってほしいです。まゆりと紅莉栖はフルボイス&録り下ろしなので、それだけでも価値があると思いますね(オカリンもフルボイスだとなお嬉しかったのですが……)。
逆に、シュタゲを知らないという人であっても、「閉じ込められた密室からの脱出を目指す」という脱出ゲームの基本フォーマットを押さえているので楽しめると思います。
ただ、やっぱり事前に原作ゲームをプレイ、もしくはアニメを視聴した上でプレイすることをオススメします!
あと、通常チケットではなく「特典付きチケット」を購入されることをオススメします。
なぜかというと、特典付きチケットだと「解説シート」というのが付いてきて、ゲーム内に出てきた謎の解説を読みながら振り返りをすることができるんですよね。それによってクリア後の余韻に浸ることができます。あと、僕の場合は大謎の答えに別解があるんじゃないかと思って少しスッキリしないところがあったのですが、それもこの解説シートの解説を読むことで「あ~! なるほど」と納得することができました。
まとめ
というわけで、今回は「リアル脱出ゲーム×STEINS;GATE「繰り返す死の運命からの脱出」」のプレイレビューでした。
最後にポイントをまとめておきたいと思います。
- 難易度は比較的高め
- 没入感は原作以上かも。世界線が変わるあの瞬間を体験できる
- シュタゲファンなら絶対にプレイするべき!
それでは、また!
他にもいろいろな謎解きイベントのレビュー記事を書いています!
もしご興味があれば、他の謎解きイベントレビュー記事も読んでいただけると感謝感激です!
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